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佐藤 敬
Takashi Sato
lib company代表。
1976年長野県生まれ。中学卒業まで東京都や茨城県で過ごす。
高校の授業で初めてろくろに触れる。
アメリカの大学に1年間留学後、唐津で3ヶ月修行し、茨城で作業活動を開始。
25歳で益子の陶芸作家、成井恒雄に師事し、以来、益子で活動を続ける。
作品はスターネットなどで販売している。
メディア情報
- 2020/01いつものごはんはきほんの10品あればいい
- 2020/01おやつとスプーン
- 2020/01益子焼を使おうフォトコンテスト2019 総合優秀賞
- 2019/11&Premium に掲載していただきました。
蹴轆轤(けろくろ)の、面白さ。
自分が蹴った轆轤がダイレクトに粘土に伝わる。
電動の場合、いつの間にか回転が早くなっていたり、ずっと同じスピードで回り続けていたりする。
自分と回転の間に仲介するものが何もないというのは、自分の回転が正直にできたものに現れるということ。
蹴轆轤でもとても早く回す人もいればゆっくりと回す人もいる。
その回転が個性になる。
装飾や絵や釉薬で殊更に強調しなくても、ある。
繋げていきたいこと。
師匠・成井恒雄さんの教え。
『薪先、粘土先』(まきさきねんどさき)
収入があったらとにかく薪や粘土を買って他のものは後回しなんだという意味。
作ることを最優先した成井さんの言葉です。
蹴轆轤で作り登り窯で焼くという昔ながらのスタイルを最後まで通した恒雄さん。
焼き物の技術以外にも沢山のことを教わりました。
今では知る人も多い恒雄さんですが、生前益子では有名でも全国的にはほとんど無名だったと思います。
人間国宝の島岡達三さんに『伝統的正統派』と称され、実力は誰もが認めるところでしたが、あえて個展などはせずに無名で通したのは私には推し量れない意図があったのだと思います。
私が成井さんと出会ったのは偶然のことでした。
茨城で小さな工房を構え、時々益子に材料を買いに来ていたのですが、たまたま寄ったギャラリーで個展を開いていた作家の方に蹴轆轤を教えてくれる人がいるという話を聞き、すぐにその方に会いに行きました。
それが成井さんでした。
成井さんについては書きたいことが多すぎるので”つれづれ帳”のページで少しずつお伝えして行きたいと思います。
つーやん語録はこちらから
土を捏ね、ろくろをひき、焼き上げる。
土を捏ね、轆轤を引き、焼き上げる
土を揉む、とよく言います。
親指で空気を入れながら揉んでいきます。
蹴轆轤を使って形を作ります。
窯はガス窯と登り窯があり、作品によって使い分けます。
lib company
益子に伝わる蹴轆轤と登り窯を次世代に伝えたい。
楽しく一生をかけて続けていける技術を広げたい。
代表:佐藤 敬
〒321-4212 栃木県芳賀郡益子町上大羽2279-1
2279-1 Kamioba Mashikomati Haga-gun Tochgi 321-4212, Japan
tel:090-4676-6328 fax:0285-72-6826
e-mail:ushigama@libcompany.jp
スタッフ 8名